私と君が出逢った場所-5年後-


―日曜日―

〜♪ ピーンポーン

関根くんのお母さんが

「はーい。上がって〜」

とインターホーンごしに言った。


やばい……。
変に緊張している。

私はそう思った。


ガチャッ

『失礼します』

私は、緊張していた。
手汗までかいていて自分でもびっくりだった。

「今日は来てくれてありがとね」

『いえいえ』

「それで今日来てもらったのは、なんかあの子の部屋にあなた宛に手紙があったのよ。」

私は関根くんのお母さんに言われて戸惑った。



―――なんで私になんかに手紙?


「これ読んであげて。私はそれを渡したかっただけなの。」

関根くんのお母さんはそう言ってリビングに戻っていってしまった。


―――私はこの手紙を読んで最後に関根くんのすべてを知る事が出来た気がした

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