さくらシンドローム
「ん?」
「明日、昼休みに校内放送があるんです。」
「校内放送?」
「はい。立候補者全員のPRが校内すべてのテレビで流れるんです。何してもいいんですが、持ち時間はひとり最大4分です。今年は人数が多いので、5限目も少し潰れるみたいなんですけど。」
「まじか。ラッキー。で、凜太郎は話すこと決まったのか?」
「いえ、まだです。」
「まだってやばくないか?4分て長いぞ。」
「何話しましょう?一緒に考えてくれませんか?」
「いいぜ。最強のスピーチを考えてやろう。」
幸雄は自信満々に笑った。

