Luck TesT
「俺がゲームを考えて、結斗がサイトをつくり、俺が運営する」

笑顔のまま、真也は言った。

「暇つぶしに作ってみたら、意外に出来がよかったから。世間に公開してみたんだよ」

真也の言葉に、葵はふるふると頭を振った。

「もう、いい。もういいよ」

これ以上、聞きたくなんかない。
信じてた人たちが、こんなことをしていたなんて、知りたくない。

「だめだよ?葵。だって君は、このゲームを初めてクリアする人物になるんだから」

「うるさい!」

葵は叫んだ。

「そんなの知らない!これ以上、もう、こんなゲームに参加なんてしたくない!!」

「無駄だよ。だってそんなこと、できないんだから」

そう言って、真也は葵の目の前に、銃を置いた。

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