誓~天才演技者達の恋~
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大人気週刊誌『everydayフラッシュ』
新人記者の土居朱美
(Doi Akemi)は、空港内をさ迷っていた。
両肩にカメラをぶら下げて、編集長の鎌足剛史
(Kamatari Takeshi)を探す。
「あの編集長はドコ行ったのよ!!
商売道具のカメラを渡してッ!!」
赤のフレーム眼鏡を持ち上げて、朱美は鎌足を探す。
すると、遠くに鎌足らしき姿が見えた。
「編集長!!」
鎌足は後頭部あたりを掻き、朱美のほうへと歩いてくる。
あぁーまたか。と朱美はため息を一つ。
「さっき霧島宝石(ジュエリー)の奴、いたよー。
クソッ!しかも娘といやがった。
離婚説はデマだったんかなー
………どう思う土居ィ」
「土居です。
土居ィじゃありません、まったく...。
いつもカメラを持って置くようにって...鎌足編集長が良く言ってることでしょう??」
鎌足は朱美から自分のカメラを取り返すと、適当に写真を撮った。
朱美はまたため息をつきながら、自分の上司となる鎌足の指示を待った。
「帰るぞ...土居ィィ」
「土居ですって。それにさっきより増えてます、イが。」
鎌足は笑いながら、搭乗口を見ていた。
「なんか、やけに報道陣多くねぇーか??あれか?みんな霧島清四郎
(Seishirou)と朝香の離婚説を聞いて来たのか??」
「...ご自分が興味無いからって、ニュースや新聞、他社の週刊誌を読まないのは、編集長の悪いところです」
「どうも、白野百合亜って好きになれないんだよな……
あれでもうちょっとな、こ―なんと言うか……」
「編集長。白野百合亜は小六です。
編集長の望んでいるような体系にはまだ、無理があるかと思うのですが??」