俺様ヤンキーに愛されて。~third~
「玄関で待ってるから
向かえに行ってやれ」
ーポンッ
そう話し銀色コナンくんはあたしの身体を優しく押した。
……銀色コナンくん。
あたしに白金の記憶を戻すチャンスをくれてるんだよね?
「ありがとうっ…」
「俺はお前の味方だから
いつでも頼れ」
「…っ……うん!!」
あたしは廊下へ出て走り出す。
後ろを振り向くと優しくあたしを見ている華と銀色コナンくん。
涙が溢れそうになるけど必死にこらえて、走り続けた。