俺様ヤンキーに愛されて。~third~








どっ…どうしよう!!



グイグイと引っ張られ続ける掛け布団をあたしは咄嗟に自分の方へと引っ張った。










「バカ!暴れるなって!」









ベッドの外からは銀色コナンくんの声が聞こえる。





そんな風に怒らないでよおー(涙)



あたしは手に力を入れ続けながら、必死に声を出す。









「お願いだから、今日は帰って…!?」










失礼なことを言ってるって分かってる。







あたしの意識が戻るまで傍にいてくれたのに、お礼も言わずに「帰れ」なんて……。



でも、今は何も話せる気がしない。










「はあ!?お前何言って…!」










銀色コナンくんの驚いた声が聞こえる。



銀色コナンくん…本当にごめんなさい。







そう思った時、掛け布団を引っ張る力が弱まった。








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