俺様ヤンキーに愛されて。~third~









窓際で外を向きながら話していた私達は、声の主がいるであろう後ろを振り返る。



そこには、







「し…白金……」








あたしが好きで、好きでたまらない
金髪ヤンキーが立っていた。










「………おはよう…」









ちょっと照れ臭そうにそう口にする白金。


声や表情が昨日と同じで

優しい白金のままで私は鼻の奥がツンとなる。








「お前…また泣いてんの?」









驚いたようにそう話す白金に

口を開いたのは………華。







「アンタっ…みあが泣いてるのは

誰のせいだと思って……!!」









華はそう言いながら私と白金の間に立ち塞がるように立つ。


私に見える視界は
華の背中と肩から上の白金の姿。










「………!

俺の…せいなのか?」









そう華に問いかける白金の顔は悲しそうで。




やめて…白金。

そんな顔しないで。








「しろっ………






ーーーグイッ





そうじゃないよと白金に伝えようとした時、
私の腕は誰かに引っ張られ身体が前に引っ張られた。





体重を崩した私は誰かの胸にポスンッと倒れ込む。




………誰?

上を見上げるとそこには白金の姿があった。





前に華が立っていたはずなのに

横から手を伸ばしてあたしを抱き寄せたらしい。




昨日ぶりの白金の体温に身体が熱くなる。

腕はまだ、繋がれたまま。







「ごめん。ちょっとコイツ借りる」




「………ちょっとだけね!」








そう華の返答が聞こえたのと同時に

私の身体は白金と共に教室の外へと歩き出していた。






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