もしも君が。


僕はいつもゲージの中にいる。

たまに部屋に出して遊んでもらえることもあるけど、ほとんどはゲージの中で生活している。


本音を言うとね。

ほんとはゲージなんか嫌だ。

狭いもん。


でも、ゲージの隙間から鼻を突き出す僕が可愛いってまりあが笑うから、ゲージも捨てたもんじゃないって思う。


僕はね、頭を撫でてもらうのが好きなんだ。

うーん……

頭っていうか……おでこ?


とにかく撫でてもらうのがだいすき。


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