マジ?カルラブ《完》



ナオキとエミちゃんの
協力もあって、

早速今日の夕方、

ナミちゃんを紹介してもらえることになった。


僕とナオキは大学が終わった後、

エミちゃんが通う

女子大の校門の前で

待っていた。



女子大生が
何人も目の前を通り、

フワッと甘い香りを漂わせる。



「やっぱ、女子大は違うなー。

僕、何だか興奮してきちゃったー」



「お前、
女子大の校門で怪しい顔してたら、
捕まるぞ!

顔、引き締めろ!!!」



ナオキから
突き出された鏡に

自分の顔を映しこんだ。



すると
鼻の下をダラっと
伸ばした

情けない顔の僕がいた。




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