最後の恋
離れていたら不安になった。
だけど、そばにいたら安心できるんだ。
だから…離れたくない。
ずっとこうしていたい。
「何かめっちゃ嬉しいわ」
「えっ?」
「うん…何か莉奈さんも俺のこと好きになってくれてるんやなって…思って」
耳元で聞こえる椎名の声。
愛おしくてたまらない。
「ふふっ、なってるに決まってるでしょ?」
「うん…だから嬉しいねん」
椎名はそう言うと、私のおでこにそっとキスを落とした。
好き。
好き…大好き。
椎名がいい。椎名じゃなきゃダメ。
揺れていた心が、あっという間に掴まれる。
椎名と一緒にいたい。
椎名と結婚したい。
椎名とじゃなきゃ…もうダメだ、私。