最後の恋
『まぁ松永さん、さっき予定あるって言ってましたもんね。すいません、じゃあ僕、一人で行ってきます』
『はっ?』
行ってき……ます?
『行くってどこに?』
『えっ?バッティングセンターっすけど』
はぁぁぁぁぁ!?
バッティングセンター!?
『えっ、バッティング……っていうか付き合って下さいって、そこに?』
『はい、そうっすけど。どうしたんすか?』
どうしたんすかじゃないっつーの。
やっぱコイツ、バカだ。
付き合って下さいの言葉の前に、
肝心の“バッティングセンター”が、抜けてたことにも全然気付いてないし。