最後の恋




『まぁ松永さん、さっき予定あるって言ってましたもんね。すいません、じゃあ僕、一人で行ってきます』


『はっ?』




行ってき……ます?





『行くってどこに?』


『えっ?バッティングセンターっすけど』





はぁぁぁぁぁ!?



バッティングセンター!?





『えっ、バッティング……っていうか付き合って下さいって、そこに?』


『はい、そうっすけど。どうしたんすか?』




どうしたんすかじゃないっつーの。



やっぱコイツ、バカだ。




付き合って下さいの言葉の前に、

肝心の“バッティングセンター”が、抜けてたことにも全然気付いてないし。



< 60 / 418 >

この作品をシェア

pagetop