青空ライン





部長はあたしを自分の方に引き寄せると、あたしの目を見て




「戻るわけないじゃん。




二ノ宮がやっと話してくれる気になったのに。




これで教室に戻ったら絶対後悔する。」




と言ってきた。




「でも、受験前だから授業出ないと…」




「こんなあたしの話なんて部長の進路に比べたらちっぽけな話です。」




とあたしが必死に言っても





部長は「絶対に行かない!」の一点張りであたしは部長に負けて結局今日会ったことすべてを話した。





話している間、部長は一言も話さずただ頷いたりしながら真剣に聞いてくれた。





そして部長は全部話を聞き終わると静かに口を開いた。





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