Ⅹ#Sound.t.DL

「ハルカ?ハルカ、大丈夫??」


玲の馬鹿デカイ声で我に帰った。


「ごめん。考え事してた」


「もう!!さっきからずっとサナちゃんばっかし見てたよ?」


玲は一人勝手に不貞腐れていた。

妬いてるんだろ?

俺はどうも思わないけど


「君もそろそろ、恋と言うものに深く考えてきたのかな?」


寺島はいつのまにか、機嫌良くなっていた。


「恋~??????ハルカ、私はハルカが好きだからね!」


玲はどんな所でも誰の前でも直ぐに俺にコクる。


「…ハルカ君とサナちゃん出来てるの?」


井上が悲しそうに俺を見てきた。


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