Ⅹ#Sound.t.DL
Ⅲ神崎の音

玲はまんべんの笑みで抱きついてきた。


「きゃーっハルカちゃんの部屋久しぶり♪」


キモいから…


「早く宿題やるぞ?教材は?」

「宿題は…嘘です!!」


「出てけ!!」


「嘘です!!数学の参考書持ってきましたぁ!!!」


玲は舌を出しながら数学の参考書を取り出した。


「宿題って何処なんだよ?」


玲が指さした所は中学校時代に勉強した連立方程式だった。


「宿題?これが??」


「うん!鳩山先生に特別に宿題にされた…」


馬鹿だコイツ。
確か中2の課題だろ
今されこの段階じゃ…


「ゴメンね馬鹿で!!!」


「馬鹿にも程がある…」


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