Ⅹ#Sound.t.DL

「玲…!!」


視線の先にはもう1人の女子の姿が…

鼓動が高鳴る。
きっと陸も同じだ。


「…誰…?」


玲が涙声で呟いた。
誰と言われても、誰かに決まってる…


「…RUIだ…」


制服は血だらけ。
ロングヘアーの髪の毛はボサボサになり、茶髪は所々少し赤く染まってるのが分かった。

しかも指は全部無い。

その近くには血が大量に着いた、段ボールカッターが落ちていた。



「警察に言う…?」


井上は同情を隠せないまま震えながら言った。


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