最悪女
私の現実
私は、彼を苦しめてしまった。
黙ってあのときに耐えていたらこんなに涼太君は苦しまずに済んだのに。

「ごめん・・・なさい・・。」

謝るしか、私にはできなかった。
涼太君はそれから二度とメールをしてこなくなった。
お見舞いにも来なくなっていたのも事実だ。

(終わったな・・。恋愛なんて・・そんなもんだよね。)

でも、私にはわからなかった。
なぜ涼太君が私にメールをしなくなったのか。
なぜお見舞いにすらきてくれなくなったのか。

私は、それが今になってもわからない。
あの日から2年が経ったけれど・・。

あれから、連絡すらできないまま。
涼太君は、引っ越してしまったし学校にも来なかった。
メアドも携帯の番号も全部変わってたところを見ると、
もう関わりたくないのかもしれない・・。

私には、今新しい彼氏がいます。
私は、今が幸せです。
できたら、もう別れたりなんかしたくない。

人を傷つけて別れるまねだけはしたくない・・。

私は・・最低な女だから。
自分さえよければいいの。
私は・・最悪な女だから・・。








End
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