開国維新の洋魔戦記
第三幕

帰京

手代木は二十日ぶりに東京に戻った。


妹を救出しなければならなかった。


『とりあえず、兵部省に行ってみるか』


手代木は兵部省の建物に向かった。


出入り口には、衛兵がいた。


手代木は、物陰からどんな人が出入りするか観察した。


軍服姿の軍人が多いが、時には民間人らしく人もいた。
< 32 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop