開国維新の洋魔戦記

再会

手代木は手に頑丈な手錠をかけられた。


警備隊長が言った。


「女を取り返しにでも来たのか」


警備隊長は手代木を窓の無い護送用の馬車に乗せた。


馬車は兵部省の外に出たようだがどこに行くかは分からなかった。


一時間位して馬車が止まった。


門が開く音が聞こえた。


また、馬車が動き始めた。

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