開国維新の洋魔戦記
警備隊長はサーベルを振りかざして、手代木の首を切り落とそうとした。


うつ伏せに横たわっていた手代木の指先がピクッと動いた。


「死ねーっ」



警備隊長はサーベルを振り落とした。


手代木が素早く動きサーベルが地面に刺さった。



立ち上がっている手代木の目は真っ赤になっていた。


スサノオが手代木を支配したようだ。


「下郎!」


スサノオは一瞬で間合いを詰め、警備隊長の喉元を掴んだ。


そして、そのまま、走って、闘技場の壁にぶちあてた。


警備隊長は頭からグッタリした。


スサノオはサタンを睨んだ。
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