天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ
金葉は頭を抱える。
「こんな能力を持っているばかりにどこにも居場所がなくて…下平学園長に誘われてこの天神学園に来たんだ…この学園なら、僕と同じ人外や超常の力を持つ者達が多数在籍しているから、自分の能力を気にする事なく生活できるって…でも…」
成程、この強力すぎる妖精の力では、人前で顔を出す事すらできないという訳だ。
これならばあの生徒会長が金葉に惚れてしまったとしてもおかしくはない。
「じゃあコイツが生徒会長の疑惑の恋人…?」
龍太郎が呟く。
「でもさ」
ようやく金葉の素顔の力から回復し始めた美葉が言う。
「生徒会長って、目が見えなくない?」
「「……………………あ」」
「こんな能力を持っているばかりにどこにも居場所がなくて…下平学園長に誘われてこの天神学園に来たんだ…この学園なら、僕と同じ人外や超常の力を持つ者達が多数在籍しているから、自分の能力を気にする事なく生活できるって…でも…」
成程、この強力すぎる妖精の力では、人前で顔を出す事すらできないという訳だ。
これならばあの生徒会長が金葉に惚れてしまったとしてもおかしくはない。
「じゃあコイツが生徒会長の疑惑の恋人…?」
龍太郎が呟く。
「でもさ」
ようやく金葉の素顔の力から回復し始めた美葉が言う。
「生徒会長って、目が見えなくない?」
「「……………………あ」」