天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ
「な、ならば!」
真っ赤な顔を上げ、筱萠は大きく声を張り上げる。
「わしは王子様を探しておるのじゃ!」
「え、ええ、それは先程聞きました」
「そ、そうじゃったな…わしとした事が…は、恥ずかしい…」
いつの間にやら二人を生暖かい目で見守る周囲の面々。
時折美葉や皇帝が「頑張れぇ」だの「もう少し」だのと声援を送る。
何だこの告白企画。
真っ赤な顔を上げ、筱萠は大きく声を張り上げる。
「わしは王子様を探しておるのじゃ!」
「え、ええ、それは先程聞きました」
「そ、そうじゃったな…わしとした事が…は、恥ずかしい…」
いつの間にやら二人を生暖かい目で見守る周囲の面々。
時折美葉や皇帝が「頑張れぇ」だの「もう少し」だのと声援を送る。
何だこの告白企画。