俺様彼氏とあたしの関係。
「本当?」

「本当!!マジ!!マジ!!」

「じゃあ言い寄られたりされてない?」

「さっきされた?かも…」

「やっぱり!!もうイヤ~;;;;」



亜香里の涙は更に増える。



どうすればいいんだ!?



「亜香里、ちょっと黙っとけ。」



俺は亜香里を黙らせてポケットから携帯を取り出し、アイツに電話をかけた。



「蓮君!?」

「あ、真由さん?今大丈夫ですか?」

「うん♪全然大丈夫♪どうしたの?」

「さっきの返事なんですけど、やっぱりムリです。俺、彼女が好きなんで…。」



亜香里はびっくりした顔で俺を見てた。



「何で!?あんなチビよりあたしの方がキレイだし、蓮君に合ってると思う!!」



こいつムカつくな…。



めんどくせぇ。



「あの、お言葉ですが、俺、真由さんみたいなデカイ女よりも彼女みたいな小さくて守ってやりたくなる様な子の方がタイプなんですよ。しかもしつこい人は嫌いです。」


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