俺様彼氏とあたしの関係。
「蓮司?」

「ん?亜香里か。今真剣だから話しかけんな。」



蓮司ムカツク!!



でも裕太と蓮司の楽しそうな姿を見てたら、少し嬉しくなった。



「ぬぁぁぁ!!負けたぁぁぁぁ!!」

「俺に勝てると思ってた?亜香里、裕太の携帯持ってこい♪」



あたしは机に置いてあった裕太の携帯を蓮司に渡した。



「かけろ。」

「うそでしょ?」

「負けたよな?」

「はい…。」



裕太は軽く脅されながら誰かに電話をかけ始めた。



「あっ!!もしもし?今大丈夫!?ちょっと話があってさ…」



好きな子にかけてるんだぁ♪



「俺…。奈々の事好きなんだ////俺と付き合ってください!!」



人の生告白を初めて見た!!



蓮司はニヤニヤしながら裕太を見てる。



悪魔だね…。



「マジ!?やったぁ♪うん。じゃあまた電話する♪」



これは…



「蓮司さん!!OKだった!!マジ嬉しい♪」

「おぉぉ!!俺のおかげだな♪」


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