俺様彼氏とあたしの関係。
あたしは教室の入り口で隣でイチャついてるバカップルを見てた。



「チビ、おはよ。」



聞きなれた声と一緒に、あたしの頭の上に大きな手が乗っかってきた。



「蓮司♪同じクラス~♪」

「みたいだな♪」



すると蓮司の後ろから赤沢先輩が…。



スゴくダサダサな姿で現れた。



「赤沢先輩!?」

「亜香里ちゃん。1年間ヨロシク♪」

「ダサイ…。」



赤沢先輩の変装ぶりに、少しひきながら蓮司と席を見た。



「今回も一番後ろ♪」

「俺は亜香里の隣。」



嬉しい♪



それから、あたしと蓮司と凛と渉君、赤沢先輩も混ざって、ホームルームが始まるまで話した。



「亜香里ちゃん、赤沢先輩って呼ばないでよ!!もう先輩じゃないし…。恭ちゃんでいいって♪」

「亜香里、コイツの事は赤沢君か赤沢でいい。」



赤沢君じゃイヤだとダダをこねる赤沢先輩…。



「じゃあ…。恭君。」

「それでいい♪」

「じゃあ2人共、次は絶対留年しちゃだめだからね!!」

「「は~い」」



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