ハーレム ブラッド
男たちは鉄血の拘束具で動けずにいた。


「殺すわけないだろ?

まぁ、この円盤を通ると同時に鉄血で拘束するのが無難だったしな。」




吸血鬼たちは数分後、VAPの吸血鬼犯罪対策課という所が連れていった。



「吸血鬼たちが起こした犯罪の処理か。」

幸大が言う。


「今回は吸血鬼と訳知りの幸大だけみたいだから処理は楽に終わったみたいね。」

姫野が言う。


「お前たちは怪我とかはないか?」

幸大が言う。


「幸大君!」
「幸大さん!」


桂木と沙羅が抱きつく。

「幸大君…ありがとう!」

「幸大さん…私、怖くて…」


二人が泣く。


「危うく、沙羅がまた吸血鬼不審なるかと思ったぞ…

もっと早くに助けに来い!!」

マリアが言う。

「…確かに、遅かったですよ。


今度からしっかり守っていただかないと困ります。」

咲子も幸大に抱きつく。

「幸大以外の男に押し倒されるなんて二度とあってはならないのよ。

覚えておきなさい。」

姫野が言う。

「幸大君、カッコよかったよぉ…」


クーニャがうっとりしながら見つめる。
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