ハーレム ブラッド

学校には忍び込みます。


まぁ…毎朝幸大さんから血をいただいてますから見つからずに移動できるのですが、念のためこの学校の制服を来てます。


桂木先生に行って用意してもらいました。


時間的に二時限目が終わったようです。


「幸大さん！」

沙羅さんが幸大さんを訪ねにきました。


沙羅さんは私と同い年。

つまりは幸大さんの後輩になります。

ですが上級生のクラスに入り一目散に幸大さんのもとへ行く。

天然パワーでしょうか。

私も周りの目を本来なら気にしませんが私が堂々と教室に入ると生徒ではない人間を学校に呼び込んだなどと幸大さんや桂木先生に迷惑がかかるので今はまだ身を隠しています。


「先ほど、調理実習でタルトを作ったんです。

食べてください。」


「へぇ、美味そうだな。」


幸大さんは何でも美味しそうに食べるので私もいつも食事の作りがいがあります。


「私も食べたいなぁ〜。」

クーニャさんはその場の雰囲気で動いているように見えますが…


「ふぅん…

ちょっと焼きすぎかなぁ…


幸大君…私がもっと美味しいの作ってあげようか？


タルトは作れないけど…

女体盛り…とか…

ぎゃぶっ!?」

「あら、悪いわね。

くだらない発言を聞いたら手が滑ったわ。」

「姫野、ナイス。」

「幸大君、酷いよぉ…

それより、グーで殴らないでよ!!」