ハーレム ブラッド
「そんな…」

マリアが言う。

「私も…確かに皆で仲良くできたらそれが一番良いけど…

皆が邪魔だって思ったり、嫉妬したり、憎むこともあるから…」

優衣が言う。

「でも…今までだって仲良く…」


「確かに、楽しかったわ。

それはもちろん、友達や親友…あるいは家族に近い関係としてならこれからも仲良くして行きたいと思ってるわよ。」

姫野が言う。

「でも…幸大君が絡むなら話は別だよ?」

クーニャが言う。

「ですが、幸大さんは私たちが幸大さんのことで争うのは良くとも傷つけあうことを許しません。


そんなことをしたら…もう幸大さんとは居れなくなりますから。」

咲子が言う。

「幸大君により近くなるには…他の皆が幸大君から離れて行くのが一番…幸大君も離れて行く人も納得できる方法だと思うの…。」

優衣が言う。


「それか…色仕掛けで幸大君を虜にして他の人より優位に立ったりもアリだと思うにゃ〜。」

クーニャが幸大の腕に抱きつく。


「離れなさいよ…」

姫野がクーニャを引き剥がそうとする。



「俺にとっては天国だが…

お前らにとっては修羅場か…」

幸大が言う。

「そう思うなら誰か一人を選んでしまえば良いかと…」

咲子が言う。

「それは無理だな。

俺はお前ら全員が好きだから。」


「それが喧嘩の原因なのよ!」

ぎゅっ!

姫野が幸大の足を踏んだ。
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