ハーレム ブラッド
「問題は、その2人の彼氏は食料を分けることができないんです。


だから、その2人は食料配給を受けていますが…いつまで持つか…」


「もし、その2人が農家のもとに戻ってきたらどうするの?」


「農家はきっと食料を与えるだけの以前の関係にはなると思います。

でも…農家に好意を持つ1人は食料を与えるのを許さないんです。」


「なぜ?」

「その2人は農家に自分達から離れて行きました。


好意を持つ1人はきっと農家の人を好きだから、ケジメもなく中途半端なことをする2人が許せない…


農家にとってその2人は害になると思ってます…いえ、わかっています…」


「…確かに、その2人が勝手に離れて、戻ってきてまた甘えるのは…」


「虫が良すぎる、と?」


「私はそう思うわ。


でも…農家の人は、岡田君は悩み過ぎじゃない?」

「え?」

「その2人とは無関係になったと言うなら…その2人のことを考える必要はないと思うの。」

「まぁ…

でも…」


「優しくて甘いのも岡田君の良いところじゃないかなって思うの。」

「え?」

「正しいかどうかって…私にはわからないから…


でも…わからないからこそ、流れに任せてみたらどうかなって思うの。」

「流れに?」
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