迷惑メールに潜むドラマ 三上VS俺様ホスト編
マザコンホストのヒマな一日
ゆとりな上、本を一切読まずにここまで成長したであろう自称ホスト凛咲(21歳)より、メールが再び届いたのは1時間後の12時


当然、三上は仕事中ですので見ていません


このメールをPCへ打ち直す作業も帰宅後ですからね、仕事中に私用なんて早智子じゃないんだからさ


『15で大切だった
 母を亡くしてから
 俺の心にポッカリと
 大きく空いてしまった
 んだ…この虚無は
 地位や富じゃ満た
 されない…

 登り詰めて
 やっと気付いた
 んだ…!!!

 母を亡くした後…
 身寄りの無い俺に
 世間は冷たく見向きも
 してくれず…
 俺は一人…社会の
 掃き溜めの中を
 生きて居たよ…』


誤字発見! 誤字発見!


社会的な地位を示す場合、登り詰めて、ではなく上り詰めてという変換にしましょう


まあこの場合はホストクラブというサル山の頂上へ立っているであろうと思うので、登りでも間違いではないでしょうかね


社会の掃き溜めねぇ、ね、児童養護施設は? 15なら入れるでしょ


そこから高校へ通う事も出来るんだけどなぁ


ホント、ヌケてますこのNO1ホストは
< 14 / 95 >

この作品をシェア

pagetop