僕の君が


「もうわかれようなんていうなよな」
そういって俺はゆいのきれいなかみをなでた。


「だってねだってね健ちゃんが図書館で…女の子と…」

「あれはただのクラスメイト。たまたまあっただけ!」
「でも楽しそうだったよ??」

「あの日は確かゆいの話をしてたんだよ」


そしたらゆいは
「勘違いしてごめんなさい」
っていって笑った。


ほんとにあいしてるよ。ゆい…


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