優しい顔をした悪魔くん。


「今日はありがと」

「別に。はやく治せよ」

「うん、じゃあ」

「じゃあな…後で机の上見とけ」


そういって吉岡くんは階段をしたに下りていった。



机の上?


紙切れが一枚。


【090-****-****
takuma.10/26-……@…ne.jp

一応な! たくま】



これ…連絡先だよね?


私はすごく喜んでた。


「一応連絡してみよ」


私の連絡先を知らせるためにメールした。




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