近くて遠い存在
タイトル未編集
「でわ、新入部員の子達をよろしくね」



私たち一年生は、南高等学校の吹奏楽部の一員


「はい」


切れのいい返事


やっぱいいなぁ〜♪


「お…!澪!」


「へっ!?」


「さっきから呼んでたんだけどー」


「あぁ、ごめんっ」


この子は友達の早坂唯


中学の時からの仲良し


「うちら、トランペットパートだって」


「そっか〜♪」


「反応薄っ!」


私、トランペットパートかぁ〜♪


本当は、木簡がよかったけど


まぁいいやぁ〜♪


「石森先輩、いるけど?」


石森先輩…?


石森先輩…!?


「それって!」


気づいた時には、唯に腕をひかれてて


「よろしくおねがいします!…ほら、澪もっ!」


「あぁ…よろしくおねがいしますぅ///」


それってさ、


「よろしくね〜…石森、挨拶」


先輩は照れくさそうに


「…よろしく」


かぁ/////


やっぱカッコイイ////


石森先輩と同じパートなんて…!


これから楽しみだー!




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