短‐好きかなんてわかんない
「愛梨!!」
頭に置かれた聡君の手が温かくて。
少しぼーっとしてた私は真紀の声で我に帰る。
「……あ、真紀。」
「ごめんね~一人で帰らせて。あ、大澤といたの!?」
「真紀。お前ら本当にいつも一緒だな!」
そう言って笑う聡君。
なんだか聡君が笑うたびに、胸が弾むのはなぜ?
「愛梨をほっておけないのよ!愛梨ったら目を離すと何するかわからないんだから。」
そう言って真紀は凄く優しい顔で私をみる。
「真紀らしいな。そういうとこ、偉いと思うけど。」