コノサキ×××

期待



百合也はなんと言えまだ子供

それはこの不気味な山道に取り残されて怖くなった


『今ならまだ間に合うかも…』

ハァハァハァ


百合也は必死に道なりを走って車を追いかける

『お母さんごめん』

『あたしちゃんと言う事きくから!』

と嘆いた時にはもう遅かった。

『なんでこんな時にケー…』

そうだわ…車の中にバックも全部置いてきたんだわ…


その頃車内では

『ハハッ何だコレ』

『えーい捨てちまえぃ』


酒に酔った親戚が百合也のケータイを窓から投げ捨てた。


そして百合也は…



今にも獣が出てもおかしくない険しい道にただ一人立ち尽くしていた


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