はとぽっぽ

┗雪山で肝だめし



朝…自分の顔を見て驚いた。



「うわ…ひどい…」



泣きながら眠ってしまったため、私のまぶたは見事に腫れている。


氷水で冷やしながら、また、昨日啓太が言ってたことを思い出す。


啓太が軽い気持ちで言ったんじゃないってことはよく分かる…



だから余計分からない…


でも、やっぱり嵐に直接聞く勇気が出ない…



「ん…お…ぽっぽぉ…はよ…」


「あ…麻美さん…おはよ。」


「頭痛ぇ………気持ちわるっ!」



そりゃあれだけ飲めばね…



麻美さんは酔い覚ましに風呂に入るって出て行った。


溺れなきゃいいけど…



なんとかまぶたの腫れも収まってきた…



< 134 / 206 >

この作品をシェア

pagetop