‡3姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】
「あ… お邪魔だったかしら…」
「「あ…」」
フミのその声で
私たちは、それぞれの手を
ひっこめた
「な、なに? フミ?
あ、痛み止め持ってきてくれたの?」
「うん、そう… それと…」
フミが後ろを振り向くと
再びドアが開き
白衣を着た男の医師が
入ってきた
「ちょっと、一姉に先生から
話があるの…」
「う、うん…」
話があるというのなら
寝たままではいけないと思い
起き上がろうとすると
宗が私の身体を支えながら
起こしてくれた
「あ、一華、オレ、外出るわ」
私の身体を離そうとしたので
「待って…宗…
ココにいてくれる?」
不思議そうな顔をした宗を
私は必死で見つめた
私の視線を受け止めた宗は
頷いて
ベッドの傍の椅子に
腰かけた
なんだろう…
何か、悪い話…なのかな…