‡3姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】

「しかし、一華アンタ
2人を目撃した時、よく我慢したわよね!

いつものアンタだったら
後ろから、蹴りくらい入れたんじゃない?」


お店を出て、少し早足で
会社へ戻りながら
美帆と話す

カレン先輩は
まだ、寛いでいくと
お店に残ったまま…


「ん、まぁねぇ…

徹底的証拠、手に入れたし…

私、前々から思ってたことあんのよね」


「なにを?」


「うん…

英人とは、結婚…しないかも…って」



「あら、そうなんだ…

私もね、なんだか、違うような気はしてたのよ

でも、もう…何年? 3,4年くらい?
続いてたでしょ?
私の勘違いかなぁ、って思ってたの

でも、やっぱり一華自身も
そう思ってたのね…」


「美帆にも、そう感じてたのね

これで、決心がついたわ!

宗が明日、計画結構するみたいだし
これから
私の再スタートよっ」


「そうね、
明日、私も楽しみにしてるわっ」


会社に着いて
それぞれの部署に戻るため
私たちはエレベーターに
急いだ



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