《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
「千夜ちゃんにしてみれば、
付き人の雑用なんかより、
もっとモデルの実践になる
ことやりたいんじゃないの?」
質問というより確認のような
感じでそう聞かれたけど、
あたしは返事に詰まって
しまった。
正直なところ内心では、
“付き人の仕事がろくに
こなせてないのに、モデルの
レッスンになんて進めるの
かな?”
って不安が渦巻いてたり
するから。
「やりたいというか……
その辺りは、洸さんに
お任せっていうか……」
曖昧にそう答えると、
今度はリュージさんが、
_
付き人の雑用なんかより、
もっとモデルの実践になる
ことやりたいんじゃないの?」
質問というより確認のような
感じでそう聞かれたけど、
あたしは返事に詰まって
しまった。
正直なところ内心では、
“付き人の仕事がろくに
こなせてないのに、モデルの
レッスンになんて進めるの
かな?”
って不安が渦巻いてたり
するから。
「やりたいというか……
その辺りは、洸さんに
お任せっていうか……」
曖昧にそう答えると、
今度はリュージさんが、
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