俺様幼なじみは婚約者!?
「でも、恋愛はしないの?」

恋愛?
しないってより、しなかったのかな。
「会社だってあるし、優牙が婚約者何でしょ?恋愛出来ないじゃん」
婚約者だし、運命は優牙と結婚する
今更恋愛なんて出来ないよ
優牙を裏切りたくないし
「あら?だったら優牙君を好きになったらどう?そしたら恋愛が出来るわよ?」
笑って話すお母さんだけどその言葉があたしの胸に刻み込まれた
でも、あたし多分ね・・・・・・

「恋愛の仕方わかんないし、当分は会社に力を入れたいの。だから良いや」

今は会社の事を第一に考えよう
浮かれた気持ちで社長なんて勤まらない
「そう、なら良いの」
お母さんの目が見開きになった
でも直ぐに目を細めた
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