もらう愛=捧げる愛
「ね、初音。あの緒方くんて、どう?」
「うん。仕事早くて助かってるよぉ?」
「ふぅーん…。受付の安藤さんから聞いたんだけどさ、緒方くんて、あの緒方脳外科の理事長のお孫さんらしいよ?」
「えっ?そうなの?相変わらず情報早いねぇ。まだ入ってきて3日目だよ?」
「緒方くん見て騒がないコ、いないよ?あのまとう甘い空気、あたし5歳若かったらソッコー飛びついてたかも」
友莉はあたしより3つ上の28。
アラサーって言葉に敏感な友莉は
「惜しいなー…」
と、心底残念そうに顔を歪め、ガブガブとビールをあおった。
「あの顔立ちに超おぼっちゃま、ゆくゆくは緒方脳外科の院長婦人、年増女には夢のまた夢だよ」
「フフッ。まぁ、そう腐らないでお飲みなさいな♪」
「はーつーねーぇぇぇ」
「うん。仕事早くて助かってるよぉ?」
「ふぅーん…。受付の安藤さんから聞いたんだけどさ、緒方くんて、あの緒方脳外科の理事長のお孫さんらしいよ?」
「えっ?そうなの?相変わらず情報早いねぇ。まだ入ってきて3日目だよ?」
「緒方くん見て騒がないコ、いないよ?あのまとう甘い空気、あたし5歳若かったらソッコー飛びついてたかも」
友莉はあたしより3つ上の28。
アラサーって言葉に敏感な友莉は
「惜しいなー…」
と、心底残念そうに顔を歪め、ガブガブとビールをあおった。
「あの顔立ちに超おぼっちゃま、ゆくゆくは緒方脳外科の院長婦人、年増女には夢のまた夢だよ」
「フフッ。まぁ、そう腐らないでお飲みなさいな♪」
「はーつーねーぇぇぇ」