愛する人。



 言って、私の背中にキスを降らす。



 ……あんだけシタのにまだ足りないの?!


「ちょっ!蓮くんっ もう無理だから!
 死んじゃうよっ」





 あれから必死に逃げたけど。結局彼の熱を思い出した私の身体は抗えなかった。


 二人シャワーを浴び、バスローブ姿でダイニングテーブルに座る。

 私の向かいに座ってる蓮くん。おにぎりを食べながらニヤリと口角を上げ、


「……優子さん。鳴くほどそんなに良かったの?」

ブフォッ


 ……お味噌汁吹き出しちゃったじゃないの。




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