愛する人。




『……優子さんとケンカでもしたか?』

「いや。
 ……ていうか、悪い。また後でかけ直すから」




『絶対だからなっ!?』










 ―――何でこんな時にアイツは……。

 感傷に浸らせてもくれないのか。



「……はぁ…」


 切れた電話片手に深くソファーに沈んだ。





< 349 / 440 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop