暴走族と4才児!~second~
第7章 キスと忍君の嫉妬
あれから数日、私はまた星龍のたまり場を訪れた。

「あ、理央奈ちゃんだ!おいでおいで!」

星龍メンバーに呼ばれ、言われるがままにソファーに座る。

「今、みんな出かけててさ~。居るのって言ったら、忍と俺らと、あと奏斗くらいなんだ」

「そうなんですか‥‥」

確かに、見回してもあんまり人が居ない。

「ま、俺らにしたらラッキーだけどな。ゆっくり理央奈ちゃんと話せる」

そう言って、ソファーに座っていた2人はにっと笑った。

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