暴走族と4才児!~second~
「少し前から、李炎の奴らは理央奈ちゃんに目を付けていたみたいで‥‥多分、奏斗さんの唯一の弱みだと思ったんじゃないかって‥‥」


「っ、くそっ‥‥!」


俺は思わずそばの壁を拳で殴りつける。


少し考えれば、分かることだった。


もっと、俺が理央奈に気を付けていれば‥‥‥!



怒りにまかせたまま、俺は重い口を開いた。











「‥‥‥‥李炎を潰す」










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