眠り姫はひだまりで

横の大和は五人のうちふたりの女子に絡まれてて。


さらに追い打ちをかけるのが、前の純くんと三人の女の子たち。


後ろのミオ口説いてる男子はともかく、他の二組の男子は自分達で話してるし…。


………………あの………


私ひとりぼっちなんですけどぉっ!!!!


あぁ……………。


来なきゃ、よかった。


涙目になっている私なんかお構いなく、周りはピンクで染まっているのだった。






女子の誰かが行きたいと言ったことで、ぞろぞろと集団でゲーセンに入る。

イケメンだらけな上に、可愛い女の子もいるもんだから…

周りの人や学生は、すごいこっちを見てる。


< 264 / 587 >

この作品をシェア

pagetop