眠り姫はひだまりで
ミオの、さらさらの黒髪が揺れる。
彼女の綺麗な目は、まっすぐに私を見ていた。
変わらない目。
…私の大好きな、強くて凛とした目。
「色葉はあのとき、あたしを気遣ってくれたんでしょ?それは、ちゃんとわかってる。けど、悔しかった。色葉にとって、あたしはそんなに頼りないのかなって」
え…
「そんなこと…!」
「わかってるよ。たぶん、無意識なんだろうね。そこが色葉の良いところだけど、短所でもあるかもしれないね」
……?
いまいちミオの言ってることがわからなくて、私は眉を寄せた。
そんな私を見て、ミオは優しく微笑む。