Love Prince―18歳の初恋―【完】
31‐読めない英語



―――晴れた日曜日の朝。

指輪が届く日なのに、先生は「試合がある」と、8時前には出掛けてしまった。

寂しい気もするけど、仕事は仕方ないと諦め、私は亜果利と岳と陵介君の4人で、出掛ける事にした。

お姉ちゃんは、試験勉強する為、陵介君の部屋に籠ってる。

薬剤師になりたいみたいだけど、外国語も専攻してるから、陵介君より、試験が多いんだ。



「陵介君は勉強しないの?」



私はテディベアを抱き締めながら、隣を見た。

ハンドルを握る陵介君は、チラッと私を見て、「しなくても、出来るから大丈夫なんだよ」と言う。

…頭が良いんだね!

厭味な気もするけど。
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