嘘偽りの愛しい体温
『落ち着け里桜。暴れるな』
「やっ、やだっ!どうなってるの!?」
『見た通りだ。お前と俺の命はこのロープ一本で繋がってる』
「や、やだ…怖い!落ちる!」
『お前が暴れたら、落ちる確率は上がるだろーな』
「…っ……」
『良い子だ』
鼓動がうるさい中、必死に落ち着きを取り戻そうと深呼吸する
蓮也は微かに微笑むと私を抱き留めたまま頭上にある窓へと向かって何か合図の様なものを送った。
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