ありえねえって[完]




ニッと笑った瞬間、怯えた顔で走りさった安原。







日はもう落ち掛けていた…


亜実は帰っただろう。

迎えに行くって言ったのに…



約束破っちゃったじゃん。

最悪だ…俺は……




喧嘩なんかガキみたいな事しやがって。


これじゃ、映画どころか話す事すら拒否られんじゃねえの?





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