ありえねえって[完]




――――

烈には愛美の存在を言ってない。


だから俺の恋の話を全く知らない。





言う気はない。


これ以上同情はいらない。





いない女の話をしたところで虚しさが残るだけ。





< 53 / 171 >

この作品をシェア

pagetop